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2015-03-15 00:00
3月13日付杉浦正章氏、14日付中村仁氏の論述を読み考える
中山 太郎
非営利団体、非常勤職員
3月13日付の本欄への杉浦正章氏の「『小泉しゅうと』の手に負えぬ“場ふさがり”」は、相変わらずの杉浦氏の文章の吸い込まれるシャープさに膝を叩きつつ読んだ。また、同14、15日付本欄への中村仁氏の「メルケル首相、もっと広げた『過去』こそ問題」の中身も興味深いものだ。国際社会の一部で囁かれるように、ドイツは、韓国と同じように中国の手駒になりつつあるのかもしれない。メルケルの話しぷりは、もう少し国際条理でも通るような洗練さがあるにしてもだ。
国際社会では、水に落ちた、ないしは落ちそうな犬は叩かれるということだ。日本は、改めて、水に落ちないように、国の体力増強に、特に経済の振興に全力をあげてゆかねばならないのだ。ここで皆様に紹介したいのは、最近来日した、中国の知人の話だ。彼は、欧米に行ったことはあったが、日本へ来たのは今回初めてだった。単細胞的な愛国主義者でもないし、日本や欧米に媚を売るたちの人間でもない。
ただ、彼は日本へきて、彼の喘息気味の体が、すこぶる良くなったと喜んだ。杉浦正章氏の文章の大意を話すと、中国にも同じような人間がいる、そればかりか、現在の中国では、現役の人間の思い上がり、自信を持ちすぎは大変な事態を招きそうで怖いと深刻な顔を見せた。これは、巷で囁かれる、「核威嚇外交」、「中露接近の新冷戦への道」「落ち込む経済の舵取り」などを指す。
われわれは、9月3日の中国における「抗日戦争勝利七十周年記念日」の軍事パレードについても話した。巷で言われるように、「表向きは日本でも実際は米国が対象である」とバッサリと断言するのは控えるが、まさに中村仁氏が述べるように、「(日本は)中韓に対日批判を蒸し返す機会を与えるようなことには慎重を期せよ、ドイツのしたたかさを学ぶべきだ」と、心底から思った次第である。
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