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2014-03-11 00:00
(連載2)オリンピック後の「竹島の日」式典に思う
鈴木 馨祐
衆議院議員
さて、オリンピックはスポーツの祭典、まさに平和の祭典と言われているわけですが、それは「決められたルールの中で国を代表して争う」というコンセプトが、戦争につながらない熱狂を生み出すからです。いわば健全なナショナリズムの象徴です。本来、スポーツと同様、外交も決められたルールの中で行われねばなりません。そうでなければ戦争を引き起こすことになりかねない。
先月22日、私は、松江で行われた「竹島の日」の式典に出席してまいりました。それは国際法的にも歴史的にも明確に日本の領土である竹島が不法に占拠されてしまっている、いわば武力で秩序を変える試みが竹島で行われており、その非については、いくら戦略的に重要な隣国といえども明確にしていかねば、世界の平和・秩序にマイナスの影響を与えかねないと思ったためです。そして、日本政府として本件を国際司法裁判所に付託する準備を進めているという、今の政策的な方向性にも賛同しているためです。
国と国が隣り合っていれば、いくら良好な関係の国でもいろいろな摩擦が生ずる。これはやむを得ないことです。真の意味でのグローバル・ガバナンスはまだ確立されていない現状ではありますが、少なくとも、それを今のルールの中で国際社会の関与の中でフェアな結論に導く。この竹島の問題をそんな事例とすることができれば、今後の無用な紛争を世界各地で抑止することにもなるのではないか。そんな意味合いも込めて出席させていただいた次第です。
冷静にかつ毅然と。言うは易く行うは難し、を地でいくような事例ですが、衆議院の外務委員会の理事を務め、また党においても外交部会長代理を務める、外交に携わる政治家の一人として、今後も頑張って取り組んでいきたいと思います。(おわり)
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