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2014-02-14 00:00
(連載2)女性が働きやすい社会づくりが経済成長のカギ
鈴木 馨祐
衆議院議員
アメリカがなんだかんだ言っても経済的にきわめて強いのは、アメリカが人口が増加している国だからという面は否定できません。実際、私が小学生のころ人口2億人少しと習ったアメリカの人口は今や3億人を超えているのです。我々が今の暮らしをきちんと守り維持していくためには、少なくとも労働力をどうやって確保するか、この問題にやがて直面する可能性は大きいと思われます。
今の日本にある選択肢は、人口に関しては次の3つしかありません。女性、高齢者、外国人。まだ日本の労働市場には入ってきていない方々にどうやって働いてもらうか。このことが極めて重要なテーマになってきます。もちろん、それぞれに課題もあります。この3つのグループの方々に、社会における労働力の一部を可能な限り担っていただくこと、この改革が今後の経済や暮らしの向上の大きなカギになります。
特に女性については、世界の他の国に比べて労働参加が遅れているといわれています。全般的な活躍の場をフェアに提供できているかという問題と、M字カーブと言われる子育て世代の落ち込みをどう少なくできるか。政策面でもそれぞれの企業、職場の取り組みでもまだまだ多くの改善が必要です。
しかし、他の高齢者の方や外国人の方の参入に比べれば、色々なノウハウや各国の事例もすでにある部分でもあり、ニーズもかなりある、そして問題点が比較的少ない分野でもあります。実際統計でも女性の労働力人口は増えているわけで、なるべく早くこれを後押しできる施策を政府与党で速やかに断行していくことが必要です。(おわり)
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