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2006-06-16 00:00
東アジア共同体構想は思いつき構想
四条秀雄
不動産業
私は、東アジア共同体について考える前に、3つの案を考えました。
(1)日韓台+Xの経済共同体(Xは、シンガポールや香港)
(2)広範囲で深化したEPAの日米版
(3)ASEAN共同体
基本は、経済的格差が少なく、共同市場化での調整の負担が少ないグループを発見することです。アジアでは、日韓台、日米、ASEANが可能なように思えます。しかし、どのような場合も、日本は調整の負担を被る必要があります。例えば(1)のケースの場合は、ドルに対して通貨高に持っていくかわりに韓国台湾の産業構造調整へ財政援助や技術援助をする必要があります。その代わりに、相当な規模の市場と、少子化から相当な外国人労働者許容量を持つことになりますから、経済的影響力はかなりのものになるでしょう。個人的には、最も良いと思うのは、(1)ですが、政治的に難しいので捨てました。(3)は、日本は直接的には関係しない。ASEANにとって日本は多くの選択肢のうちの一つに過ぎません。
結局、残るのは(2)です。米国の財政政策に直接影響を与えることはできようはずが無いので、政策形成の過程でできるだけ広範囲に長く関与できるような公式非公式の仕組みを作るべきです。米国の財政政策は、米国自身にとっても重要で、うまくやればやるだけ米国の覇権の期間も長くなるからです。英国が長く覇権を保てたのは、あまり戦争をやらなかった点にあります。
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