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2010-05-05 00:00
選挙優先・国益無視の「鳩山・小沢」民主党政権
四条秀雄
不動産業
私は、以前の投稿で、民主党の行動は次の３つのポイントで理解できると述べました。（１）鳩山首相は、言われたことを実行しているだけ。（２）小沢氏は、選挙に勝つことだけを考えている。（３）民主党は、日本の国益をほとんど考慮していない。<br /> <br /> この４～５月の鳩山首相の行動も、この３つのポイントで理解できると考えます。鳩山首相は今回の沖縄訪問でも、数々の責任を感じていない言葉を残しています。報道を見て、一般常識から判断すれば、（１）は、誰にも理解できるだろうと思います。<br /> <br /> （２）については、鳩山首相の日程と行動の鳩山氏を小沢氏に置き換えて理解すれば、構図ははっきりします。小沢氏は水俣に行った。小沢氏は沖縄に行った。つまり、今回の一連の行動は、民主党の支持層の票を固めるための選挙活動なのです。<br /> <br /> （３）については、鳩山首相の水俣・沖縄訪問と同時並行で起きている、宮崎県などの口蹄疫への対応を見れば分かると思います。民主党の行動は、政権を取る前から一貫していますが、日本の国益と選挙に勝つことのどちらを優先すべきかというときに、国益ではなく、選挙がつねに優先され、選択されています。先の金融危機の際にも、民主党は日本経済のことよりは、選挙での勝利を、優先して行動していました。私は、あのときに、民主党には期待できないと理解しました。
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