ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
本文を修正後、投稿パスワードを入力し、「確認画面を表示する」ボタンをクリックして下さい。
2009-11-13 00:00
吉田重信氏の論へのコメント
中山 太郎
団体非常勤職員
吉田重信氏の11月10日付け投稿「『東アジア共同体』は北朝鮮を取り込めるか?」を読んだ。端麗な気配りをした文章だ。しかし、その一節にある「日本に先を越されるのを不快に思う当時の米政権の妨害」の語句が気にかかる。
国際政治に疎い人たちは、同盟国なのに反対して酷いものだということにならないか。国際政治は、食うか食われるかの世界で、日本もいろいろな場面で、いくらでも米国の妨害をしている。例えば、国連決議で米国の提案ないし賛成する議案に日本は、どれだけ反対票を投じているか。驚くほどである。先方から言わせると、これが同盟国なのかと言うことになるのかもしれない。
北朝鮮との国交開始時期を、米と張り合って先にやることで、長期に見たときの国益にどれだけ利するところがあるのか、よく考える必要がある。実力以上にがんばりすぎた第二次大戦前の日本を思い起こさせる。
米に先駆けて行った日中国交回復は、現時点で総括すると、台湾問題などで苦労した割りには、長期的観点からの日本への安定をもたらしたかは、疑問だ。中国への支援のピンはねや逆流で、中国の一部政治家グループや国民を富ましただけではないのか?
投稿パスワード
本人確認のため投稿時のパスワードを入力して下さい。
パスワードをお忘れの方は
こちら
からお問い合わせください
確認画面を表示する
記事一覧へ戻る
東アジア共同体評議会