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2006-04-22 00:00
アジアなりのコミュニテイの形を模索したい
佐伯良子
学生
たしかに吉田教授のおっしゃるように、EUと東アジアではそのメンバーの間にある同じ共同体に帰属するというアイデンティティの強さに大きな違いがあると思います。また、日本国内における対外感情という面でもまだまだ共同体受入れの態勢が整っているとは言えません。以上の理由から、「EUのような」共同体を目指すには程遠いものがあるかもしれません。ただ、東アジアにとってEUと同じようなコミュニティの形成を目指すことが最善の目標であるかというと、100%そうであるとは言い切れないと思います。アジアがヨーロッパになる必要はないはずです。
吉田教授のおっしゃるように、ASEANのような「いつのまにか」の事実上の共同体も、ひとつのコミュニティ形成の形として認めることができます。文化交流の面でも、韓流ブームのような、政治的な意味合いを超え「かっこいいから、好き」と言えるような世代が日本にも増えてきました。中国と日本は経済的ライバルとして切磋琢磨することが両国の経済発展につながるのではないでしょうか。少しずつではありますが、国家の枠を超えた経済や文化の交流が深まっていることをポジティブに受けとめ、アジアなりのコミュニティ形成の形を模索していければと思います。何事も前向きが大事です。
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