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2006-04-18 00:00
東アジア環境共同体の設置を
廣野良吉
成蹊大学名誉教授
設立以来まもなく2年になる東アジア共同体評議会のご活躍ぶりを多とするものです。しかし、「東アジア共同体」の構成要素としては、安全保障、経済、社会文化を中心として共同体の設置がアセアン・プラス・スリーで議論されていますが、「東アジア環境共同体」の議論は未だ進展していません。
東アジアの今後の高い経済成長、工業化・都市化の進展、原子力発電への依存度の上昇、現在の各国の環境政策の遅れを考えると、2015年ないし2020年の大気汚染、水質汚濁、土地劣化、森林破壊、生物多様性の喪失、国際河川汚染、産業廃棄物・家庭ごみ処理問題、さらには核廃棄物処理問題の深刻さが明白に見えてきます。
遅くならないうちに、東アジア環境保全ルール・条約の締結、各国における環境保全人材の育成、環境保全監視体制の強化を含めた「東アジア環境共同体」の設置を皆で真剣に討議することが望まれる。
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