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2009-07-27 00:00
負けたが、立場は強化された都議会共産党
花岡 信昭
ジャーナリスト
都議選結果について、書き洩らしたことがある。共産党のことだ。13議席から8議席に激減した。民主党圧勝のあおりを受けたかたちだ。だが、選挙結果によって、共産党は都議会のキャスティング・ボートを握る立場になった。民主党は勝ったとはいえ、54議席だ。都議会の過半数64には及ばない。自民38、公明23だから、自公与党も計61議席で、過半数に3議席足りない。
共産党は「自公民」をいっしょくたにして、石原与党だと攻撃し、石原都政に対決して都民を守っているのは自分のところだけだ、と主張してきた。社民党はまたゼロだ。これによって補選でもあれば別だが、12年間、社民党は都議会に存在しないことになる。党存続の危機は都議会で立証された。
東京の地域政党である東京・生活者ネットワークも半減して2議席だ。このほか無所属2人がおり、この4人が民主党と共同歩調をとったとしても、過半数に達しない。ということは、共産党が何につけ、キャスティングボートを握ることになる。共産党は敗北したにもかかわらず、都議会の勢力構造の中では強い立場を得てしまった。
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