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2009-06-19 00:00
千葉市長選、自民の鈍感さを証明
花岡 信昭
ジャーナリスト
千葉市長選は予想通り、民主党系の元市議、熊谷俊人氏が、自民、公明推薦の前副市長、林孝二郎氏を破って、当選した。31歳、全国最年少市長の誕生だ。自民党の感覚がぼけているとしかいいようがない。前市長が収賄容疑で逮捕され、辞任したのを受けて、その後継者を擁立するというのでは、このご時世に通るわけがない。
林氏は東大卒の建設官僚だ。千葉市都市局長、国土省大都市整備課長などを経て千葉市副市長となった。こういう経歴の人が市長としてふさわしいと思われた時代は過去のものだ。そのことに気付かないようではいかんともしがたい。
名古屋、さいたまに続く市長選3連敗ということになる。名古屋は、テレビで名の売れた衆院議員だから勝利は確実と見られていたし、さいたまは、浦和時代を含めて6選を目指した現職が、保守分裂の影響もあって敗れた。いずれもそうした事情があったのだが、選挙が終わってからあれこれ言いわけをしても通用しない。民主系3連勝という結果だけが残る。
これによって「鳩山民主」のブランド力は一段と高まり、一方で日本郵政社長の進退問題なども含め、麻生首相のパワーダウンが浮き彫りにされていく。有権者はイメージや感性といった側面で動く。そのことを自民党は改めて見つめなおすべきだろう。
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