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2006-04-11 00:00
中国の『東アジア共同体策謀』論は悲観的すぎる、中国とて変革は必至
斉藤良一
会社員
屋山氏は、中国の伝来の中華思想と非民主的、非自由の国家体制は今後とも変わることはありえないので、中国を加えた「東アジア共同体」構想は意味なく、中国の策謀にすぎないとするが、果たしてそうであろうか。
もし然りとせば、「東アジア共同体」構想は、そもそも非現実的で、現在これを論議しているASEAN+3および新たに東アジアサミットに加わったインド、豪州、ニュージーランドの諸政府、関係諸国有識者は全く無駄な議論をしていることになる。
これが前世紀の話であればそうであろうが、われわれは今や21世紀、IT技術、人的交流全盛の新たな時代に生きており、中国内部にも変革の機運が徐々に醸成されつつあると考えるのは全くの誤りであろうか。中国政府も、覚醒しつつある中国国民各層の一層の表現の自由、民主化要求に懸命に抗して体制維持を図らんとしており、右努力にも限界が見えてきた。中国の歴史カードや靖国参拝反対の強硬な主張も中国指導者のそのような危機意識から出ているとみることはできないであろうか。
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